今年も残り2カ月を切った。となれば、やはり気になるのは、大みそか恒例の「第65回NHK紅白歌合戦」の出場者だろう。今年のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で」。そこから浮かぶ顔ぶれを予想した。
昨年の視聴率は、44・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、前年を2・0ポイント上回った。しかし、芸能ジャーナリストの渡邉裕二氏は「前評判は北島三郎の“卒業宣言”と『あまちゃん』コーナーぐらい。嵐と綾瀬はるかの司会が功を奏した感じ。今年は、これといったヒット曲がないので、歌合戦という基本コンセプトはあってないようなものでしょう」と指摘する。
目玉はやはり「アナと雪の女王」コーナー。松たか子(37)と神田沙也加(28)の共演が確実視されるが、今年のテーマはこのコーナーありきとの声も。「苦肉の策です。みんなで“レリゴー”を歌いましょうということですね」と民放の音楽番組関係者。
注目の初出場組は、紅組はアナ雪絡みのMay J.(26)や、アイドルグループのBABYMETAL、乃木坂46が有力。白組は今年、活躍が目立ったSEKAI NO OWARIは確実で、あとは秦基博(34)か。「セカオワは、ボーカルの深瀬慧と交際中のきゃりーぱみゅぱみゅとの共演が実現しそうです」と芸能ライターは話す。
NHK連続テレビ小説「マッサン」の主題歌「麦の歌」を歌う中島みゆき(62)も濃厚だ。初の武道館公演で紅白カムバックに勝負をかけた小林幸子(60)は微妙だが「NHKは出したがっている」(NHK関係者)だけに一発逆転もあるかも。